渋谷神泉クリニック@渋谷区神泉  からだネット

オゾン療法によるガン治療

渋谷神泉クリニック オゾン医療技術者 根岸昌子

 ガンというのは非常に恐ろしい、病気です。
 殆どのガン患者は手術後「完全に切除出来ました。もう再発することはないでしょう」といわれて退院しますが、残念ながら大部分の人が再発します。それは手術の時にガン細胞が体内に散るからです。また体内にガンが形成された時は、目に見えない放射能を浴びて身体が汚染されたと同様に、体全体がガン細胞に犯されていると考えてください。オゾン医療は細胞レベルの癌でも殺すことが出来るのです。2cm以上の癌細胞にならなければ、どんな検査にも引っかからないのです。癌が形成されないうちにオゾン治療を是非すすめます。また、初期の状態で手術が出来ればまだ幸ですが、いつのまにか手術が出来ない状態にまで進行してしまっていたりします。

 ご存知ない方も多いと思いますが、私のクリニックでは、ガンの治療をして30年余りになります。再発したガンで苦しでいる方も多く治療においでになります。末期ガンの苦しみはとても言葉では言い表されませんし、その状態は経験した方でないとわかりません。抗癌剤と放射線で体力を失ってしまう人もあれば、健康状態が悪化して免疫力が低下しガンが増殖してしまう例も多くあります。

 むやみに抗癌剤や放射線を恐れることはありませんが体力を低下させない様に注意する事が大切です。そしてガン細胞が再び活動しない様な治療が、オゾン医療なのです。不幸にも再発してしまった方でも、オゾンはガン細胞を直接に攻撃して殺すことができ、体力を回復させる力もあり、免疫力も強化します。末期の方で元気になった方も数多くいます。

 長年私のクリニックが採用してきたオゾン医療が、東亜大学生命科学 教授の三戸恵一郎先生によって着々と研究され科学的な裏づけがなされています。オゾンがガン細胞を壊死させることが動物実験によって証明されています。そして現在オゾンがガン細胞にどのように働くかが研究されようとしています。 その論文は長文なので、関心がおありの方は、別途請求下されば論文を公開する事も出来ます。この紙面では、雑誌への投稿として論文を短くしたものを掲載させていただき以下の通りです。

オゾン治療とは

東亜大学生命科学 教授 三戸恵一郎

 オゾンは、古くからドイツを中心としたヨーロッパで医療に用いられてきました。これまで学会で報告されている主な治療効果をみてみますと、癌に対しては、低濃度のオゾンが正常細胞を破壊することなく癌細細胞のみを破壊し、その成長を抑制することを F.Sweet(米)らがサイエンス誌 (Vol.209、1980年)で、またエイズ患者にたいしては、オゾンが血清中のリンパ球を刺激し、特にTリンパ球の活性化と共に身体の免疫機能の中心的な役割を果たすマクロファージを活性化し、エイズウイルスの不活化や増殖を抑制することなどを M.T.Carpendale(米)らが1988年にストックホルムで開催されたエイズ国際会議で報告しています。さらに、その他のウイルス性疾患や自己免疫疾患が原因となっている多くの難病への有効性がこれまで報じられてきました。
 これらの作用についてV.Bocci(伊)はオゾンが免疫担当細胞から出される信号であるサイトカインの放出を促し、免疫機能を改善することを示唆しています。しかしながら、同時にこのオゾン医療が広く臨床に受け入れられなかった理由ものべており、それによるとオゾンの作用メカニズムがはっきりしないことや、最適なオゾン濃度についての的確な臨床のマニュアルが無いために治療効果に曖昧性が残ることなどを指摘し、これらについての研究の重要性を述べています。
 しかし、ここ渋谷神泉クリニックでは、既に大正時代から長年にわたって受け継がれてきた最適なオゾン濃度が使用され、これまで多くの疾患に対しての治療が行われてきました。私達の研究室でも当クリニックと同一のオゾン濃度でガンの治療効果を検討した結果、早期に癌細胞は著しい壊死に陥り、マクロファージが癌細胞の中に多く浸潤し癌細胞への攻撃を行っているという結果が顕微鏡組織学的な検討で明らかになり、その有効性に驚かされました。 また、このときの末梢リンパ球の活動をセルソータという機械で分類すると、T細胞を中心とした細胞性免疫の亢進という一つのメカニズムも明らかになりました。
 このことは、オゾンがある濃度によっては正常細胞へは傷害を与えず、癌細胞に対してのみ選択的に傷害を及ぼし、さらに免疫機能を中心とした身体の治癒機能を高めることから副作用の無い治療法であることが考えられました。今後は、これらの結果を基にして、オゾンによるマクロファージやりンパ球の細胞膜の特性を中心とする研究へ進め、オゾンが何故、どのようなメカニズムによって身体の治癒機能を高めるかについて、ミクロ細胞レベルまで掘り下げて研究を進めてみたいと考えています。

まとめ

 ガンを発見したら手術をすることをお勧めします。一旦ガンになりますと体中癌細胞で汚染されています。この紙面で是非お願いしたい事は手術後オゾン治療をなさって下さい。癌細胞が腫瘍になる前に撲滅するこが必要なのです。

 また、転移してしまっている方は直接転移している場所にオゾンを作用させ、ガン細胞を死滅させることが必要です。そして生活力(体力)と免疫力をつけて病気に抵抗できる体に回復させることがオゾン医療で可能なのです。

 繰り返しになりますが、手術をうけて退院すると健康な体になったように思いがちですが、放射能によって被爆したようなものと考えてオゾン医療によって身体の細胞レベルまで健康な状態にしておく事が再発を防ぐ最も良い方法であると思います。再発さえしなければ苦しむことも無くなるのです。

 当院では病状がかなり悪化してしまった多数の方も治療させて頂いていますが、オゾンには他に追従を許さない威力があります。オゾンとは、化学式では03のことで、もちろん02で希釈して医療用の安全な濃度にしております。

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