30歳を過ぎて妊娠するとダウン症の子供が生まれる確率が高いのですか?

Q.30才を過ぎて子供を産むとダウン症の生まれる確率が高くなると聞きましたが、ほんとうですか?そうならない為にはどうしたらよいのでしょうか?また、妊娠してから検査することは出来ますか?


A.お母さんに全く異常なくても、お母さんの年齢が高くなるとダウン症の赤ちゃんがうまれる可能性が高くなります。ダウン症は染色体の異常によって起こる病気ですが、お母さんが高齢になると受精の段階で染色体に異常が起こりやすくなるためです。20歳の人でも1,600人に1人の確率でダウン症の赤ちゃんがうまれます。30歳の人だと約1,000人に1人、34歳で500人に1人、38歳で170人に1人、40歳で100人に1人の確率でダウン症の赤ちゃんがうまれます。予防法はありません。妊娠15〜18週位におなかに針をさして羊水をとる羊水検査をすると赤ちゃんの染色体を調べることができます。羊水検査は安全な検査ですが、ごくまれに(0.2%以下)検査後に流産することがあります。

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